「田んぼって気持ちいい〜!」と歓声が上がります。ひんやりした田んぼの中に、最初はおっかなびっくり足を踏み入れた子どもたち。「ヌルヌルだよ〜」と、ぬかるみに足をとられて奮闘しつつも、いつしか熱心に苗を植え、最後は「もっと田んぼに、いたいなぁ〜」と、いっぱいの笑顔になりました。
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指導が行き届くようにと班別に分かれ、農家の方、JAの方に見守られて田植えを進めます。小さな手に少しずつ苗をとって、列になって植えていく子どもたち。「だんだんポカポカしてくるね」「ほら、ちゃんと植わったよ!」。その横で「思ってた以上に超楽しい〜」と張り切るママ。「豊かな自然の中でいのちのつながりが感じられます。いい経験になりますね」とうなづくパパ。合間には農家の皆さんが田植えの苦心や、農作業のいろんな話をしてくださいます。「お米って長い時間をかけて育てられるんだね」。 |
田植え機の試乗も子どもたちが楽しみにしていた体験です。「早苗ちゃん」と名付けられた田植え機に、農家の方に乗せてもらって田んぼの中を運転〜。みんな目を輝かせて乗り込みました。高いところから見える田んぼの真ん中の景色や、田植え機のゴトゴト動く感じが「面白かった!」と子どもたち。 |
田植えを頑張った子どもたちのお腹はペコペコ。おまちかねの、おいしいごはんタイムです。つやつやホカホカ、お米の恵みの白いごはんをみんなで握っておにぎりにして「いただきま〜す」。農家の方やJAの方もいっしょに楽しくいただきました。「おいし〜い!」とモリモリいただく子どもたち。「田んぼから生まれたごはんだね」。田んぼから食卓へ。農作業を通じて、その道のりを楽しくおいしく学んだ一日となりました。 |